[WikiJA-l] 百楽天氏執筆記事の取 り扱いについて

wiki_tomos wiki_tomos @ inter7.jp
2004年 10月 15日 (金) 18:59:47 UTC


削除と表現の自由について。

Aphaeaさんのメールは、削除依頼と名誉毀損の関係についてのものでしたが、
僕が前に百楽天さん記事の取り扱いについて書いたメールの中では、削除と
表現の自由についての意見もありました。こちらの違法性はどうなのか、という
のをもう一度考えて、少し考えが変わったので一応書いておきます。

前回のメールはこちらです。

http://mail.wikipedia.org/pipermail/wikija-l/2004-October/000284.html


百楽天さんが参加されたのは3月末か4月だったと思いますが、
その時点で、既に、投稿ボタンを押す際の文面は、今と同じようなものに
なっていました。

http://ja.wikipedia.org/w/wiki.phtml?title=MediaWiki:Copyrightwarning&oldid=203730

この文面の一番最後の部分は、表現の自由と削除の問題を解決するために
導入されたものですが、投稿したページが「不適当と判断された場合」に
削除されてもいいという同意を投稿者は与えることになっています。ここでは、
「不適当」の内容は(意図的に)広く解釈できるようになっていますから、
今回提案されているように、「ソースは特定できないが著作権侵害の可能性が
心配だからウィキペディアにとっては不適切」という理由で削除されることにも、
同意を与えていると考えて問題ないように思いました。

ただ、そういう法的な理由とは別に、百楽天さんに尋ねて返事をもらい、コミュニティ
の合意形成の際にそれを判断材料のひとつにする方がいい、という考えは前と同じですが。


Tomos



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